アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

アナタの能力はドコから? 私は○○から!

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「アナタの風邪はどこから? 私は◇◇から」

このCM、一時期とっても流行りましたね。

 

今日は別にお薬のお話ではありません。

仕事のことについて書く予定なのですが、この言葉本日のテーマになかなかぴったりなのです。

 

私、40をずいぶん過ぎた今、本当にありがたいことに仕事運に恵まれています。

教育カウンセリング・アドバイスと消費生活専門相談員というのが、このところの仕事の主な柱になっています。

この二つの仕事の場を持つことが出来て、とてもとても私は幸せな状態です。

 

もちろんね、始めて数年ですのでまだまだ伸びしろ十分ではありますが、まるで呼吸するかのように場に馴染む自分がいることに気がつきます。

お電話でお困りごとをお聞きし、整理し、解決のための方法を探していくという手順になります。

なんとか迷わずこの仕事が出来てることが、私にとっては驚天動地レベルの、不思議でフシギでしかたのないことなのでした。

 

実はこの仕事に出会うまで、私って本当に信じられないほど「仕事のできない女」だったのです。

 

学校卒業後に採用していただいた会社では、もう、目も当てられないほどの体たらく。

事務仕事も、電話取次も、上司への報告も計算も、何もかも能力ゼロ認定の人でした。

 

おそらく今私が子どもなら、グレーゾーン認定受けているでしょうね。

 

結婚してからも、チャンスがあれば簡単なお仕事をしていたのですが、ほとんど契約更新に至らないような状態でした。

社会性ゼロなのだと、自分でも思っていました。

 

ところがです。

私は、耳を使った仕事だとなんとか社会に役立つ行動ができるようなのです。

 

これ、学習する時のスタイルと同じです。

私は、耳から入った情報はかなり精度よく記憶にとどめることが出来るようです。

趣味の津軽三味線も、楽譜がない流派のため、音を頼りに習いました。

だからこそ、私に合っていたのしょう。

 

思い起こせば小さいころ。

中学校など授業中、ずっとノートに絵をかいていました。

でも、耳から入ることで対応できる教科は何とかなっていました。

私は好んで座席を前に取りますので、各教科の先生にはみんなバレバレでしたが。

本気で苦笑されつつも見逃してもらっていたことを、卒業後に知りました。

 

人には、脳神経の特性があります。

学習スタイルでもそうですし、仕事のスタイルでもやはり、脳を使った仕事にはすべて得手不得手が存在するようです。

 

私の場合は、もう皆さんお察しの通り「聴覚優位型」。

他に、「視覚有意型」と、「体感優位型」があると、考えられています。

ブレインジムを私とご一緒した方は、更に詳しくご存知ですよね。

ご自分のパターンもすでにご自分で把握なさっているので、後はどんどん講座の内容を思い出してお使いくださいね。

 

耳から聞く言葉を理解しやすい私は、他の残る視覚と体感覚を補助に使って仕事をする場合、とても上手くいくようです。

 

今、はまって続けている英語の学習も、聴覚勉強優先に切り替えたあと、ぐっと伸びが良くなりましたよ。

 

もしね、今自分の勉強スタイルや仕事スタイルにしっくりこないことがあった場合。

そこで「この分野は向かない」とあきらめる必要は、さらさらありません。

自分の得意なパターンの感覚を主に使うように切り替えればよいだけです。

 

私の能力発揮パターンは聴覚を有効に使うことから。ではアナタは!

組み合わせは無限大。

どの能力をどのように、どの力配分で使うかは、自分次第です。

ほら、見えてきますよ。新しい楽しい仕事の世界がね。