一流の人になれる唯一の方法を、今日からワタシも使ってみよう
出発地点がどこであっても、誰であっても一流の人になっていく方法がこの世の中にはちゃんとあります。もちろん専業主婦からであっても何も心配することはないということに、最近気がつかされました。
そんなに難しいことではありません。ただただ、「イマココ」を知って使いこなせるかどうかだけなんです。これさえしっかり使っていれば、なぜか応援してくれる人も、そして導いてくれる人も出てくるのです。
では今日は、イマココとは何ぞやのお話をしましょう。
この世の中で、どうしても自分では作れないモノとは
私、人生ほぼ半世紀近く生きています。これだけ長い間生きてくると、完成度さえ求めなければたいがいのモノは作れるようになります。タネをまいて、実りを増やすこともできます。
人間関係であっても、自分がオープンマインドでにこやかにしていると、ちょっとしたきっかけでどんどん人との輪は作れるようになります。お金だって、働けば手に入りますものね。
そんな中で、どうしても人間がすり減らすことしかできないものがあります。なんだと思います?
そうです。時間です。
物質的にこの地球に生まれてきた以上、いつかはラストデイがきます。やはり年齢的に、残された時間をすごく貴重だなと思うようになりました。時間こそは、意識して使わなければまるで両方の手から落ちる砂のように、さらさらと流れ落ちるだけなのです。
最近平日は毎日、大学院で授業受けておりますでしょ。一流の先生方の考え方や研究への取り組みを買い参ることが出来るわけです。そうするとね、ある事に気がつきます。先生方は圧倒的に、「集中することの大事さを知っている」のです。意識して時間の使い方を考えて行動している気がします。
焦りを伴った集中ではなくて、「自分の思考、感情、感覚すべてを居心地よい状態にキープしながら、対象へ注意を向け続けている」という感じでしょうか。
えっと、そうですねたとえ話しましょう。私、仕事終わってから大学院の授業を受けに通っているのです。ほぼ毎日5限目があります。16時20分から一時間半です。その後6限目があれば19時半までの授業です。
ほとんどの講義、パワーポイントスライド60枚とかの授業なんです。怒涛のように先生の言葉が降ってきます。陽気が良いとまぶたが重くなってもきます。そしてふと「今日の夕飯に何買い物しなきゃいけなかったっけ? 玉卵を買わんといかんわ」などと考えると、さてどうなるでしょう?
そうなの。見事に5秒ぐらい意識が吹っ飛ぶのですね。5秒あると教授方の発言が相当吹っ飛ぶのです。こうなると、その後の授業に理解が難しい場所が出てきて、結局後日に同じ講義の週力講座を見て理解をしなければなりません。(ええ、ターン末にはレポート提出や試験も予定されてるらしいです)
この煩悩多き私の頭、何とかしたい! いつも思います。主婦業やっているから、一度にたくさんのことが出来るワタシってすごい~という幻想を今まで楽しんでいました。が、ホント実は、マルチタスク人間てあまりよくないのです。これは心理学の実験で確かめられています。
一流の人間ってどういう人かと言いますとね、生産性を上げてかつ、誰とも違う創造力のある人間なのです。クリエイティブな人ほど時間を有効に使います。集中して「今自分がどこに生きているか、何が重要で何をすべきで何をしているのか=今ここにあることに集中する」時間を生きている人なのです。
自分が集中すべき場所に、体だけでなくてなにより心がしっかりあること。何よりも求められる大事なことです。空想を楽しむ時間と決めたのなら、それをすればよいのです。自分の決めたことから自分の感覚を手放さないということです。
この感覚をしっかり身につけるのに、ヨガとか太極拳とか瞑想もそうですね、いろんなメソッドがあります。好きなモノをやればよいと思います。一番簡単にできるのが、この間からお伝えしている……と思った作戦ですよ。
あとね、一流の人達って自分の両の手を伸ばしてその範囲内に入ってくる人を、とても丁寧に扱っています。遠くに自分の意識を飛ばしてしまうのではなくて、いつも今ここを生きているからなんでしょうね。こういう方々と目の前で話をしていると、ホント居心地良いですもの。これこそ私も真似したいことの一つです。
将来に素敵な自分になりたいと思ったら、やはりブロックを一つ一つ積み上げるように行動する必要があります。なりたい自分になるための期限を引いておくといいと思います。その時期に間に合うように、「今できることを楽しそうに全力でやってみる」だけで、必ず昨日とは違った場所へ移動できますものね。