アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

手帳術流が人生を劇的に変えるのは、きちんと理由があったのです

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「むむむむむ。そうだとすると、手帳術流は人生を変化させる力がハンパない訳だわ」と、今日の大学院の授業を受けながら、うなっておりました。

 

はい、今日の5時間目は、認知行動療法の授業でした。学習原理から行動療法、そして認知行動療法に至る道筋を学んでまいりました。

 

そこで出てくる論文を教授が解説してくださいましたが、私から見ると、手順がどうにも手帳術流なのです。というわけで、今日は本当に自分を変化させていくための、手帳術流から見た視点を書きたいと思います。

 

自分をノリノリに、のせるのです

心理療法の授業は受けていて、「は!」っと気づきが湧き上がることが多い楽しい授業です。今日もとても面白いことに気がつきました。

 

そうなんです。7年前になりますか、私が半分眠ったような人生を送っていた時に出会った手帳術流。その考え方がぜ私をここまで導いたのか、明確にわかったからです。

 

今日は行動療法の入門ということで、教授のお話をじっくりお聞きしておりました。臨床ではまず、クライアントさんを何週間かかけてじっくり観察します。そして適切な行動ができるように学習を重ねていきます。適切な行動の質が高くなるように、また量が多くなるように学習していくということですね。

 

そのように訓練していくかというとね、一言でズバリいうと「ノリノリにさせる」のです。観察でその人の興味があることを洗い出し、のりのりの気分にさせて、良い行動をどんどんできるようにしていくわけです。

 

大人でも子どもでも、好きなことには「がんばれる」でしょ。やはり何事かを成すには、どうしても自分から進んで「楽しいから、やってみたいと思う、頑張れる」が必要なのです。

 

その行動をすることが、「苦にならない」ことが何より大事なの。「居心地よく、苦にならない行動を集中して行う」ことが、やはり次につながるのですよね。心理療法だと、それをお医者様とか心理士さんたちが徹底してアレンジしてくれます。

 

 

でも、ここまで書けば、そう手帳術流の生き方をしている人には、もうピンときましたよね。まさに手帳術っぽい流れだと思うのです。私たちは、この一連の流れをセルフでやっていることになるのです。

 

手帳を自分の友として、どんどん書き込んでいくことで、「自分で自分の良いところ、改めたい所をあぶり出していく」のが、ファーストステップ。

 

そして、こういう部分は変えていきたいなとか、この部分はこの時期最も力を入れて取り組みたいな! と思う所が見つかったら、楽しい文具やかわいいグッズを利用することで自分をノリノリにして、取り組んでいきますよね。

 

手帳を見るだけでも気分が上がるように作るのが、手帳術流の極意の一つでしたもの。気分が上向きになるということ、それが手元にあるだけで安心して行動ができるということは、本当に大事なことなのです。

 

日常で自分のストレスをほどき、良い行動を積み重ねて、次の自分を作って行く。それが自然な行動として出来上がるシステムがある。これね、ぜひ皆さんに使って欲しい考え方です。

 

自然な振る舞いができるというのは、とても重要な部分です。自分の性格はそう簡単には変えることはできませんが、行動は即座に変えることが出来ますもの。行動をし続けることでいつの間にか、あれほど難しかった思考パターンも変化させていくことは可能なのですから。

 

手帳に限ったことではありません。自分をよく映し出す「心の鏡」があれば、それでよいのです。そしてそれをできるだけ「外部に映し出す」ことなのです。やりたい事をどんどんやっていくことなのです。

 

こう考えると、ね! 誰でもいつでもできる事ばっかりなんですよ。人生、穏やかに豊かに自分の手で楽しみましょうね。