アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

プロの視点は、すごく高い位置にあるのでした~社会人大学院生活にて~

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頭の煮えそうな社会人博士課程生活、息も絶え絶えながらも無事2か月目に入っております。

 

講義を聞いているだけの、優雅な大学院生活と思うなかれ。たまにレポート提出が課せられることもあります。

 

先日も一本出したのですが、なんと今日、准教授先生よりお返事が返ってきました。先生のお返事にあった言葉が「むむむ、さすがに大学教員はすごい」と思いましたので、今日は私なりに考えてみたことを書いてみたいと思います。

 

どんな生活にも役立つのは、外部助言システムの構築です

私の所属している院は、医学と教育と心理学をミックスさせて、幅広い視野を持った小児発達学の専門家を養成する目的があります。教えてくださる先生も、このことを念頭に置かれて集められた各界の腕利きの先生方です。

 

基本は連合の五大学の先生方ですが、旧知の他大学の先生方や独立した病院の医師の先生方などが招集されており、話される内容がとても面白いのです。一つのことをいろんな方面から見ることが出来ることは、すごいことです。学んでいて、とても理解が早くなるのを実感しています。

 

例えばね、リンゴを一個暗いお部屋の机の上に置いて、懐中電灯で照らすとしましょう。そうすると光の当たった所は良く見えますが、ほとんどは暗闇の中ですよね。見えてはいるのですが、見えない部分が多いのです。ところが天井の電燈(シーリングライト)をつけると、どうなります?いろんな方向からの反射光もあって、ほぼ全体的にリンゴを見ることが出来ます。

 

おそらくこの、全体を見る力があるとないとでは、これから先の勉強に大きな差が出来てくるのだろうと思います。人間ね、手探りで道を探しているときはとても不安。でも通いなれた道なら、目的地までの全体像が頭に入っているので、気楽です。同じことを今、構築しているのだと思います。

 

そういう、「見渡す力」について熟知している先生方と、メールをやり取りすると、驚くことに出会います。先生方ね、私のようなもの(学生)の意見や文章も、もちろん指導するというお立場からですが、きっちり読み込んでお返事下さるのです。自分以外の人間が自分の専門分野を眺めたときに、どうやってそれを言語化してくるかに興味津々でいらっしゃるようです。どれだけ自分が語ったことが理解され、その人の中でこなされているかにフォーカスされてます。

 

今日帰ってきたお返事も、まさにそうでした。私自身は先生のおっしゃった内容を、そのまま言語化してお伝えしたつもりだったのですが、先生からすると気づきがあったようです。人の言葉って、同じものを見ていても違う表現をするのだなと言うことがよくわかりました。先生は私の書いたものを、面白がってくださったようです。

 

先生は外部の病院等にコンサルテーションで入られるなど、数多くの現場を見てらっしゃるので、どうやったら「現場が上手く回るのか」を熟知してらっしゃいます。実力のある先生ですし、多分学部の学生さん達にもかなり人気の先生だろうなと思います。

 

その先生がおっしゃるにはね、人は自分に関することの意思決定は感情の起伏や視野の狭さでどうしても間違いやすくなってしまう。だからこそ、先生ご自身、必ず人に自分の意志決定の際は助言を求めるようにしているとおっしゃってました。

 

そのために、普段から「自分以外のプロの人の意見を聞けるシステムを構築しておく」のだとか。自分の視点て、やっぱり懐中電灯レベルなんです。めいっぱい照らしているようで、一部しか見てないのです。そこへ外部の何人かでも懐中電灯で同じリンゴを照らしてくれれば、見えてくる範囲ががらりと変わりますものね。

 

これ大事です。私も本当にそう思います。視点をできるだけ宇宙レベルに引き上げられれば、それはもうラッキーなのですが、まあ人間ですからそんなことは出来ません。だとしたら、自分以外の人間力をガンガン使っていくことが、早道ですものね。

 

さて、また明日も2時間講義が予定されております。明日はどんなハイパーレベルの視点に出会えるか、楽しみです。では皆さま、私は今日も煮え煮えの頭でお布団にもぐりこみます。おやすみなさい、良い夢を。

 

「小さな違和感」を大事にするから、手帳術思考はやっぱり楽。

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「小さな違和感のうちに手を打つことは、人生の流れを良くするのねえ」と、相談業務のお仕事をしていると、毎日のように思います。

 

これね、手帳術で私が一番重要視していたことなのです。今日は、手帳術流の思考から透かして見える、人生のトラブルの乗り越え方のお話です。

 

夏は、カカカです。出るのです奴が。

5月に入って、気温が一気に上昇しましたね。そうなると、我が家の周りに出るのです。ヤツが。ええ。昨夜ついに、我が家にも出たのです!

 

寝入りばなにどこからともなく「ぷ~ん」という、かすかな羽音を響かせてヤツが来る。そうです。蚊です。あの小さな音をキャッチすると、家族誰もがガバっと起き上ります。あれほどかすかな音なのに、誰も無視することはできません。面白いなと思います。

 

小さな違和感ほど、実は体に与える影響が大きいのではないかなと、私はひそかに思っています。あまりにもかすかで、気にしないでおこうとしても「え?なんだろうこの違和感」と思ったら、とても寝る事も出来ません。

 

多分ね、日常生活でも同じことが起こっているのだと思います。小さな違和感であればあるほど無視できるように思うのですが、事実は逆。心にとげのように刺さっていることが良くあります。

 

とげは小さなうちに撤去するのが、鉄則です。違和感もできるだけ小さなうちに取り去るのが良いですよ。

 

違和感て、実はだんだん大きくなりやすいのです。この心の不具合って、育っていっている間は人ってなぜか無関心になってしまうようです。そしてもう動かせないほど大きくなってしまった後に、ふとその存在が重しになってしまい、今度は動かせないのに動かそうとするから大事になるという寸法です。

 

例えば相談業務で、いろんな方の様々なお悩みの話を聞いていても、流れが全く同じなのです。人間て誰でもすごい能力があって、必ず自分にとっての違和感をキチンと察知しているようです。蚊と対峙している時の自分と同じです。能力がせっかく備わっているのだから、使った方がいいなと思うのです。

 

小さな違和感のうちにその道のプロに相談するというのは、人生を大きく良い方向へ動かしますよ。客観的に自分の置かれている状況を分析してくれる人に、話の整理を手伝ってもらうといいと思います。

 

どんなにプロに状況整理を手伝ってもらっても、最終的に自分が動かなければ、事態は一つも変わりません。逆に考えれば、自分が何かのアクションを起こせば、大きく事件は動くということなのです。

 

この違和感を排除するために、自分は何が出来るかな? どう行動したら、心のもやもやが消えるかな? と毎回自分に聞いてみてください。

 

人生の流れが悪くなると、想定外の方向から自分が思いもしないほど大きなトラブルが転がってくることがあるようなのです。でもそのお悩みの塊、小さなうちにちゃんと自分の手足を使って踏みつぶしてぺっちゃんこにしておくことは出来るのです。

 

小さな違和感、なにかモスキート音のような人生の軋みを感じたら、即座に手を打ちましょう。すべてをリセットしようとしたり、流れを完全に止めて大掃除しようとすると、実は膨大な時間がかかるか、信じられないくらいお金がかかるか、あるいはその両方必要になるかです。

 

流れをせき止める小さな石を自分の手で拾い上げてしまえばよいのです。違和感に気づく生活が大事ということになりますよね。

 

流れを止めないこと。それが一番人生の荒波を乗りこなす術のような気がします。

手帳術から学んだ、不安思考とおさらばする方法とは

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「どうして私の人生は、こんなに重苦しく不安なのだろう」 

 

専業主婦時代長いこと、この思考から抜け出すことが出来ませんでした。そんな私がある時手帳を使い始める生活をスタートしたことで、ずいぶん人生が変わりました。それ以降、次はどんな人生を創ろうかな! と、心楽しい生活が始まりました。

  

マイナスからスタートしても不安思考を手放すことが出来るのです。今日は不安を克服していくための、手帳術から見た視点を書こうと思います。

 

大事なことは、当社比なんです。そして当社比とは

不安な気持ちでつぶれていたころの私の思考パターンには、すごく特徴があります。なにか新しくて自分が好きな分野の事に手を出すのが怖かったのです。どういう思考パターンだったかというと。

 

◇成功することが怖い

◇人に期待されるのが怖い

◇責任を取ることが怖い

◇もっと孤独になってしまうに違いない

◇成功しないだけでなくて、間違いなく、後ろ指さされる

 

結局は何も具体的に悩んでいなくて、かつ目の前のことにベストを尽くしていないだけの自分がいたのです。「どうせ私なんて○○に違いない」という言葉が、出てしまうわけです。

 

そして恐ろしいことにこの「どうせ私なんて」思考は、自動的に頭の中で繰り返されるレコードでした。どんな行動をする前にも、出来っこないと脳内でささやくわけです。「だって私には実力はないし」です。

 

そのおかげでね、ずいぶん人生を棒にふりましたよ。大学院に今年何とか進学できましたが、これだって25年前からずっと希望していたことだったのです。でも、進学なんてとても無理だと思っていましたものね。

 

変ですよねえ。実力がない状態からスタートするのがスタートなのに、始める前に「実力はないに決まっている」と宣言しているのですから。その根拠はなに? と今の私なら以前のワタシに聞くのですが。

 

きっと根拠なんてないのでしょう。感情だけで返答しているのですものね。この根拠を求める考え方はあらゆる日常生活にかなり使える方法なので、ぜひ覚えておいてください。

 

自分がなにか行動する前に、自分にNOと言ってしまうクセ。これは手放した方が楽ですよね。そういう時に、どういう訓練したらいいと思いますか?

 

これね、まずはやっぱり一度自分の日常をあぶり出す必要があります。どういう行動をして、どういうことが起こった時に自分の中で「全面否定のラジオ放送」が鳴り出すか、知る必要があるのです。

 

ここで手帳が役に立ちました。私は自分の起きている時間で行動できる12時間の使い方が把握できたおかげで、ある事に気がついたのです。

 

何に気がついたかというとね

◇自分には、使える時間があるということ(子供がすでに小学校高学年でした)

◇誰も私の妄想を、「止めとけ」とわざわざ言いに来る人はいないということ

◇人のまねをしてもいいけれども、その人になりきる必要はないということ

◇やりたいことは具体的に計画を立てるということ

 

この中で一番大事なのは、やはり「具体的に」ということです。自分がなにかやりたいいのであれば、「具体的にどう動くか」を計画する必要があるのです。でも不安時代はやってなかったのですね、この具体化をね。

 

私が手帳術時代によく言っていたのが、「具体的な目標を立てよ」です。

 

例えばね。「旅行行きたい、どこでもいいから旅行行きたい」と言い続けている人は実際にはなかなか旅に出る事が出来ないのです。逆に、「次の金環食(日食)はアフリカで起こる」となったら、その時期のその場所でしか見ることが出来ないから、天文ファンならなんとしてでもその場へ到達したくなるでしょう。

 

悩むとしたら、具体的に悩むのです。こういう場合は、じゃあ飛行機の安いルートは?とか、乗り継ぎ時間とか到着地を考えるとこの航空会社がいいかな? とかですね。あるいは、このスーツケースは小さいので、大き目の一つ買うかなとか。

 

不安な時代は、具体的には悩め手はいませんでした。その前提である「そもそも日食は起こるのかどうか」レベルの、漠然とした自分にとってあまりにも具体性のないことで悩んでいましたものね。

 

大事なことは当社比(つまり徹底的に自分のこと)で具体的な案件で、比較するということです。他人との比較は意味がないの。あくまで自分のビフォーアフターの変化を、具体的に徹底的に検証するということです。

 

具体的に自分の行動を考えることが、成功への大きなステップになります。3つポイントがあります。

◇必ず自分の具体的な行動を考えるということ

◇出来ると信じていること(できない前提で考えないということ)

◇小さなステップで、行動を確認していくこと

 

手帳で見える化できることと、この3ポイントは重なっています。必ず自分の手帳は、自分の行動が記入されてくるのですから。そして具体的にチケットを買ったり、やりたい事を人に相談するために、アポイントを取ったりしますよね。必ず自分の行動です。そして大事なことは、事実を記入する手帳であるということです。

 

気持ちの部分はもちろん大切。心の動きの部分はちゃんと手帳内でコーナーを分けて持っている必要はあるでしょうね。でも事実と分けること。ここを混同させていると、なかなか日常が回らないなというのが実感です。

 

そして、行動が上手くいったか行かなかったかは、自分の行動に関しては瞬時に判断できます。(試験の結果なら1か月先に返送だったりしますが、自分の行動がスムーズだったかそうでないかは、自分はわかりますもの)

 

人は、人の心の中を基本読めません。だから、いくらでも自分で「自分の成功」を妄想していてもいいのです。それが必ずスタートになります。誰も妄想を止めに来る人はいません。でも考えだけにとどめておいてはそれこそモッタイナイので、具体的に、根拠ある尺度で自分をチェックしながら行動をしていくことが大事です。

 

時間のあるなしや余裕のあるなしは、手帳など視覚ベースで予定を組んでみると、一瞬で見渡すことが出来ます。私は紙に書いた方がわかりやすいですが、ネット利用もアリですし、その部分はやっぱり当社比ということで自分好み優先でいいと思います。

 

脳の行動の中枢は、左前頭前皮質が司っていると考えられています。この部分はほんと、具体的に考え行動すれば、眠りから覚めて活躍してくれます。そして、小さいステップで行動していけば、たとえ失敗したとしても取り返しつきやすいのです。お料理の時に調味料を一度に加えるのではなくて、少しづつ加える感覚と同じですよ。

 

自分の行動を、自分でチェックしながら行動する。これが当社比という考え方。そしてやってみたことをやるために、今この時間を使うという考え方をしていけば良いのです。

 

具体的思考にしていくためには、やはり「やってみなければわからない」のす。行動を起こしてみて、行動を続けていくうちに、以前とはずいぶん違う思考パターンになっていくと思います。当社比思考の日常を送り始めると、ふと気がつくと不安思考から脱却した自分になっていますよ。

 

脳が活性化する生活を送ることは、たくさんいいことを引き寄せていく生活になると思います。すべては一歩一歩、でも確実な一歩を出す生活へ、シフトしていきましょう。

幸せになるための思考方法は、「ドリフの大爆笑」方式

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さて今日の読者の皆様の中で、ドリフと聞いてすぐ「8時だ!全員集合なのよ~」と思う方、どれぐらいいらっしゃいますかね。

 

ドリフの全員集合のコントが、人生を助けてくれるヒントになると言ったら、驚きでしょうか。今日はハーバード流の心理療法ドリフターズコントのあっと驚く接点のお話をしたいと思います。

 

ハーバード流でドリフをやってみる!

最近大学院で、遺伝子生物学や医学と並行して発達臨床心理も学んでいます。臨床心理系の授業がこれまた面白くて、早く次の回が来ないかなと心待ちにしております。

 

興味が出てきますと人間て不思議なことに、図書館に行っても今までたいして見向きもしなかった心理アプローチ関係の本に、自然と手が伸びるようになります。

 

図書館で拾ってきた本を何冊か読み進めると、以外な事実に突き当たります。ドリフターズの全員集合でやっていたコント、切り替え方式が、まさに不安を希望に変えるレッスンそのままなのです。ええ? ホント? と思いますでしょ。本当です。

 

最近の心理療法は、脳科学でものすごく裏付けがされています。MRIのような医療器具が出来てきたからでしょうね。実は、人は不安を感じ取る脳の部位があって、一度不安に陥ると、見事に次から次へと「危ない、やめとけ、逃げろ」のシグナルを発し続けるのです。

 

不安はやっかいなものなのです。目の前の人のかすかな表情の変化で、自分でも知らない間に不安が伝染していくというシステムのようです。

 

自分がどちらかと言うと「ネガティブ思考」タイプの人間だと思う方。ここで人生を諦める必要はさらっさらありません。ちゃんとトレーニングの方法があるのです。もちろん、使いこなせるまでトレーニングは必要ですが。

 

それこそ「ドリフ方式」、具体的に言いますと「次行ってみよう~!」です。不安のネガティブループに入りそうになったときに、見事に心を切り替えてくれる魔法の言葉。それこそが「次いこ、次!」です。

 

ドリフのコントでよくありましたよね。志村けんのコントがオチを迎えなにかやらかした直後、上から水がざばーっと降ってきたり、でっかいタライがご~んと落ちてくる。そうするといかりやさんが「次いこ!つぎ」と掛け声をかけると、舞台装置ががらがらっと瞬時に入れ替わる。あれです、まさにこの場面です。

 

私もやってみました。この「次行ってみよう、次」作戦、本当に心がぱしっと切り替わります。ポイントは声に出して、自分に聞こえる大きさで言うことです。鮮やかですよその効果。

 

難しいことを書きますとね。(あ、アナタなら難しくないと思いますが)たったこの数語の言葉が耳に届き、脳に伝わって脳がええ? 何だろう? と動き始めることが大事なのです。脳の前頭頭頂葉が言葉の意味を処理しようとして、ぐるぐると回転を始めます。と、そこに血流がば~っと流れましてね、不安な妄想に集中していられなくなるようです。

 

あ、それ以外にも、実は志村とカトちゃんの白鳥ダンス? も、私たちインストラクターから見ると、なんとすごい動きだと思うのです。このダンスを使えば、そりゃ脳も活性化するわなと思わざるを得ません。当時は「見せたくない番組」だったはずですが、いや~なんのなんの、あのダンスやっていた方が明らかに脳活性化して子どもは頭良くなるなと、今の私は分析しております。このダンスについて、もし知りたければぜひ私と会った時に直接お聞きくださいね。

 

普段の生活の中で自分でこころを切り替えるのに、難しいことは一切必要ないのです。ただ「次はこれをやってみよう」と思うだけで、全く心の在り方が変わります。医療的なケアが必要なレベルまで落ちてしまったのなら、もちろん躊躇なく専門家の手を借りてください。そうでなくて、自分が今はわりと幸せなはずなのだけれども、ついネガティブ思考にとらわれてしまうかなという時には、ドリフ作戦は本当に効果的です。

 

「次やってみよう」って考えるのは、本当に良いです。脳に余分な負担がほとんどかかりません。楽しい計画を立てれば表情も明るくなりますし、結果、眉間のたてジワが減りますので、美貌アップです。脳の不安ループが途切れれば、体の動きも軽やかになりますので、当然ダイエットも楽になってくるでしょう。そう考えると、ドリフのコントはいろいろな意味で偉大だったなと思いますよ。

 

笑う門には福来るは、真実ですものね。私も、この次の旅行の計画を考え始めただけで、一度に心がウキウキしだしましたもの。実は私ここ数か月沈んだ気持ちだったのです。息子ちゃんがもう家族旅行拒否宣言出してるのでね。旅行こそが結婚後の私の人生の最大の楽しみだったのです。とても沈んだ気持ちだったのですが、この「次いこ、次」作戦を自分にしてみたら、あれあれと言う間に突破口発見。

 

そうなのですよ、息子ちゃんは自分がしたいコトがあるし、だいたいもう親といるより友達といる方が楽しいでしょう。それを親としては応援すればいい。私たちがそのムーブメントに引っ張られる必要はないわけです。

 

ふふふ、ならば彼を大都市のどこかの夏期講習にでも突っ込んどいて、私たちはぴょいっと旅立てばよいのです。あるいは、彼が本当にやりたい事のための計画を立てて、それを応援できるような私たちのポジションを探せばよいだけなんですよね。来てくれないとさめざめと泣く親より、健全です。なんだ~悩む必要はなかったなです。誰にとってもウィンウィンな計画は立てられるのですものね。もちろん、本当に可能かどうか実現できるのかはまだ未知数です。でも、計画を立てて妄想旅行している分にはコストゼロです。

 

コストゼロ。すごく有効! さてドリフ作戦、アナタにとって有効かどうかぜひお試しくださいませ。ご報告お待ちしておりますよ。

幸せになるための思考方法は、「ドリフの大爆笑」方式

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さて今日の読者の皆様の中で、ドリフと聞いてすぐ「8時だ!全員集合なのよ~」と思う方、どれぐらいいらっしゃいますかね。

 

ふっふっふ。浮かんだあなたは、私と同類の昭和な人ですね。ウェルカム昭和びと~。あ、逃げないで。今日の話は聞いてソンはありませんから是非お立ち寄りください。

 

ハーバード流でドリフをやってみる!

最近大学院で、遺伝子生物学や医学と並行して発達臨床心理も学んでいます。(この一週間は連休と基幹大学の学園祭だとかでお休みなのですが。)臨床心理系の授業がこれまた面白くて、早く次の回が来ないかなと心待ちにしております。

 

興味が出てきますと人間て不思議なことに、図書館に行っても今までたいして見向きもしなかった心理アプローチ関係の本に、自然と手が伸びるようになります。

 

図書館で拾ってきた本を何冊か読み進めると、以外な事実に突き当たります。ドリフターズの全員集合でやっていたコント、切り替え方式が、まさに不安を希望に変えるレッスンそのままなのです。ええ? ホント? と思いますでしょ。本当です。

 

最近の心理療法は、脳科学でものすごく裏付けがされています。MRIのような医療器具が出来てきたからでしょうね。実は、人は不安を感じ取る脳の部位があって、一度不安に陥ると、見事に次から次へと「危ない、やめとけ、逃げろ」のシグナルを発し続けるのです。

 

不安はやっかいなものなのです。目の前の人のかすかな表情の変化で、自分でも知らない間に不安が伝染していくというシステムのようです。

 

自分がどちらかと言うと「ネガティブ思考」タイプの人間だと思う方。ここで人生を諦める必要はさらっさらありません。ちゃんとトレーニングの方法があるのです。もちろん、使いこなせるまでトレーニングは必要ですが。

 

それこそ「ドリフ方式」、具体的に言いますと「次行ってみよう~!」です。不安のネガティブループに入りそうになったときに、見事に心を切り替えてくれる魔法の言葉。それこそが「次いこ、次!」です。

 

ドリフのコントでよくありましたよね。志村けんのコントがオチを迎えなにかやらかした直後、上から水がざばーっと降ってきたり、でっかいタライがご~んと落ちてくる。そうするといかりやさんが「次いこ!つぎ」と掛け声をかけると、舞台装置ががらがらっと瞬時に入れ替わる。あれです、まさにこの場面です。

 

私もやってみました。この「次行ってみよう、次」作戦、本当に心がぱしっと切り替わります。ポイントは声に出して、自分に聞こえる大きさで言うことです。鮮やかですよその効果。

 

難しいことを書きますとね。(あ、アナタなら難しくないと思いますが)たったこの数語の言葉が耳に届き、脳に伝わって脳がええ? 何だろう? と動き始めることが大事なのです。脳の前頭頭頂葉が言葉の意味を処理しようとして、ぐるぐると回転を始めます。と、そこに血流がば~っと流れましてね、不安な妄想に集中していられなくなるようです。

 

あ、それ以外にも、実は志村とカトちゃんの白鳥ダンス? も、私たちインストラクターから見ると、なんとすごい動きだと思うのです。このダンスを使えば、そりゃ脳も活性化するわなと思わざるを得ません。当時は「見せたくない番組」だったはずですが、いや~なんのなんの、あのダンスやっていた方が明らかに脳活性化して子どもは頭良くなるなと、今の私は分析しております。このダンスについて、もし知りたければぜひ私と会った時に直接お聞きくださいね。

 

普段の生活の中で自分でこころを切り替えるのに、難しいことは一切必要ないのです。ただ「次はこれをやってみよう」と思うだけで、全く心の在り方が変わります。医療的なケアが必要なレベルまで落ちてしまったのなら、もちろん躊躇なく専門家の手を借りてください。(医師とか心理士の方々はそのために修行積んでいらっしゃいますので)そうでなくて、自分が今はわりと幸せなはずなのだけれども、ついネガティブ思考にとらわれてしまうかなという時には、ドリフ作戦は本当に効果的です。

 

「次やってみよう」って考えるのは、本当に良いです。脳に余分な負担がほとんどかかりません。楽しい計画を立てれば表情も明るくなりますし、結果、眉間のたてジワが減りますので、美貌アップです。脳の不安ループが途切れれば、体の動きも軽やかになりますので、当然ダイエットも楽になってくるでしょう。そう考えると、ドリフのコントはいろいろな意味で偉大だったなと思いますよ。

 

笑う門には福来るは、真実ですものね。私も、この次の旅行の計画を考え始めただけで、一度に心がウキウキしだしましたもの。実は私ここ数か月沈んだ気持ちだったのです。息子ちゃんがもう家族旅行拒否宣言出してるのでね。旅行こそが結婚後の私の人生の最大の楽しみだったのです。とても沈んだ気持ちだったのですが、この「次いこ、次」作戦を自分にしてみたら、あれあれと言う間に突破口発見。

 

そうなのですよ、息子ちゃんは自分がしたいコトがあるし、だいたいもう親といるより友達といる方が楽しいでしょうし。それを親としては応援すればいい。私たちがそのムーブメントに引っ張られる必要はないわけです。

 

ふふふ、ならば彼を大都市のどこかの夏期講習にでも突っ込んどいて、私たちはぴょいっと旅立てばよいのです。なんだ~悩む必要はなかったなです。誰にとってもウィンウィンな計画は立てられるのですものね。もちろん、本当に可能かどうか実現できるのかはまだ未知数です。でも、計画を立てて妄想旅行している分にはコストゼロです。

 

コストゼロ。すごく有効! さてドリフ作戦、アナタにとって有効かどうかぜひお試しくださいませ。ご報告お待ちしておりますよ。

自分の運命の人って誰? 実はココをチェックするとよくわかります

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自分の人生をとことん生きてみたいときに、どんな人が力になってくれるか知っているといいですよね。

 

自分にとってこの人ははもしかしたら運命の人かもしれない。でも違うかもしれないと思う時に、私なりのチェック方法があります。

 

今日はそのチェック方法について、お話してみようと思います。

 

ふとしたことで、同じリズムを感じる人は期待大

運命の人とひとくくりに言いましても、恋愛関係だけではないと私は思います。自分の人生を変えるほどの力強さを持った人は、誰にも必ず存在します。自分自身を振り返ってもそう感じます。運命を告げに来る人は、人生のいろんな時期にふと現れて、その時点で私を確実に次のステップへ押し上げてくれたように思います。

 

普段はまったくふつうの友人ですが、ある時「運命の人だったのだ」と感じる瞬間があります。その人が運命の何かカギを握っていて、私にそのカギを手渡たそうとしてくれているときはを、見逃してはいけません。そういう「この時」というものをきちんと捉まえられると、良いですよね。

 

私の勝手な想像ではありますが、運命の人は、絶対条件があるように思います。そういう人は、なぜかある時期、同じリズムで動きが重なるようなことが頻繁に起こります。行きつけのショップでよく出会ったり、えっと思うような場所で出会ったりもそうですし。

 

全く違う場所で何の接点もなく暮らしていた人なのに、同じ分野に興味を持っていたりで勉強会でよく会うようになったりも、その一種のような気がします。

 

私の場合、手帳仲間の人々はやっぱり時空がくれた大事な人達なのだろうと思います。仲間がいたからこそ、専業主婦から出発して起業してもこれたのです。そしてその道の途中で、人生をかけて学びたいことに出会い、結果大学院という道を選んでこれたのです。同じリズムで語らう仲間がいたから、できたことだと思うのです。

 

歩くスピードが何となく一緒というのも、かなり分かりやすいシグナルのような気がします。歩くことって、体全体を使ってある一定のリズムをキープして行動することなのです。普通に歩くことが出来る人は難なくやっているように思いますが、歩くって実はすごいことなんですよ。歩き方が見せてくれる(教えてくれる)情報は、莫大です。そこに違和感がないということは、大きな意味を持つのだと思います。

 

歩くスピードが似通っている人とは、呼吸のスピードが似ていたり、笑うタイミングが一緒だったりすることが多いような気がします。やはりなんらかリズムが共通してくると、居心地の良さを感じるのでしょう。居心地よい関係の中に、なにか「この部分のこの人の考え方は、良い」と思うことがあれば、間違いなく運命の人だと思うのです。

 

若い頃の私は、火のように燃えるアツい人間関係に憧れました。でもこの年になって30年ぐらい分を振り返ってみると、結局本当の意味で私の人生を導いてくれたのは、穏やかにでもびしっと一緒にリズムを取ってくれる人でした。まあこういうことは、年取って初めて見えてくることでしょうから、年取ってよかったなと思うことの一つでもあります。うふふ。

 

なにかふと心が寂しくなって、誰かとアクセスしたいなと思ったときには、一度このリズムが共通する人の話を思い出してみてください。会いたいときに何となく無理なく会えるのは大きな意味を持ちます。そしてこの時代がとってもいいなと思うことの一つに、実際会わなくても、リズムが妙に一致してる人って、ネットの中で会話できたりもします。会わなくても友、会えなくてもアナタこそ私の運命の人だと思う人、やっぱりいます。(え? 私のこと! と思ったアナタ、ハイそうです )

 

 

会えなくても、その人と一緒に歩いている自分を想像して、なにかリズム同じ気がすると思ったらぜひその関係大切にしてください。そして今この瞬間を感じてください。過去ではなくまだ来ていない遠い未来でもなく、今リズムを感じることで、見えてくる世界も景色も変わると思いますよ。

 

そしてね。人だけでなくて、自分自身が自分にとっていつも運命の仲間であることが大事です。どうにも調子取れないときは、思い切って休むことです。私もせっかくの連休ですもの、出来る限り自分をいたわってゆっくりしようと思います。

 

自分のリズムが整っていれば、必ず同じ調子を取れる大事な人が、時期ぴったりにワタシを見つけてくれると思います。そしてまた、新しいドアを開けに行こうと思います。

夫婦喧嘩をゼロに近づける、ある説得力のある話し方のこと

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アナタの周りに、すばらしく説得力のある話をする方いませんか。そういう人の話し方を一部でも真似すると、とてもおどろく効果があります。そうなのです、家族のいさかいや夫婦喧嘩が激減します。

 

今日お話しするのは、人が素直にこちらの話を聞いてくれるための話術のお話です。私が参考にさせてもらっている、ある凄腕相談員さんのお話です。

 

誰もが瞬時に脱帽する、ある相談員さんの話

私が相談業務を始めたころ、とてもお手本にした方がいます。その方の電話対応たるやアッパレなのです。あまりにも鮮やかに話をまとめるので、どこが自分と違うのかじっくり観察してみたことがあります。

 

凄腕相談員さんが電話を取るとします。込み入ったお話のようで、20分かかっていました。会話なので、どちらかがしゃべるときは、どちらかは相槌程度でお話を聞いています。

 

この相談員さん、とてもお話が上手です。ということは20分のうちこの方がしゃべる時間が長いと思うでしょ。ところがざっと時間を計測してみたとすると、相手が15分強、相談員さんは5分弱ぐらいの割合なのです。そんなに話していないのに、なぜかいつも「あなたのお話は本当に上手ですね」と言われるらしいのです。面白いですね。

 

とても物腰の柔らかい方です。コワモテな話し方をする人には負けてしまいそうなイメージなのですが、まったく負けません。なぜいつも圧勝するのかを先日お聞きしました。相談員さん曰く「絶対に許可できないことは、客観的基準を示して出来ないと伝える」からだとおっしゃるのです。まずは手の内を明かすからだとおっしゃるのです。どういうことなのか、私なりに考えてみました。

 

手の内を明かすということはたぶん、「会社としての基準や法律」などをまず明確に伝えるということなのだろうと思います。こういう基準があるからその方式に従って話を進めましょうと言われると、日本文化圏に育った人はわりと了解してくれやすいとのこと。守るべき最低ラインがわかっていると、誰にとっても楽なんだそうです。

 

あと、私がその方の対応を聞いていて思うのは、「私がアナタの話を判断して、指示してあげるから」という感じがゼロなのです。「きちんとした基準があるので、それに沿ってお話を聞きました。この基準に照らし合わせてみると、取るべき選択肢は3つあります。3つお伝えしておきますので、その中でどれを選ばれても良いと思いますよ」というように話が流れていきます。

 

なるほどなと思いました。選択肢は相談員さんが示していますが、どれをチョイスするのかは電話をかけてきた方の意志次第です。電話の向こうの方もここで、ぐっと満足度が高くなるのだと思います。決めつけられた感じはなしの上に、自分がハンドリングしている気がしてくるからです。

 

柔らかい物腰にも秘密がありそうです。敬語がぴたっとこの方にくっついて出てくる感じです。普段使いの言葉も相談員さん優しくて優雅です。一緒に会話していると、こちら側を丁寧に扱ってもらっている感じがします。この「丁寧に扱ってもらっている、聞いてもらっている」感じが、効くのでしょう。

 

やはり、困りごとを抱えている方は、実際困っているからこそ些細なことでいらだってしまいがちなのだそうです。でも、非言語的な部分(声のトーンやスピード)で相手をイラつかせずに済むから、より言葉に集中してもらいやすいのでしょうね。

 

私もいろいろ相談員さんのやっていることで気がついたことをメモしておいて、連れ合い君相手に練習してみることがあります。この実験をするようになってから、本当に夫婦喧嘩が減りました。特に、「こちら側が選択肢をある程度用意しておいて、連れ合い君に選んでもらう」方法を取るようになってから、減り具合が顕著です。

 

どの選択肢もね、自分が相手の心情に十分配慮して譲ったとしても、自分の取り分がちゃんとイーブンになるように設計するのです。感覚としては、ドーナツ半分この感覚ですね。私も連れ合い君も食べることを楽しみにしている状態です。だから取り分ゼロだと悲しいですし、逆に私が100%食べてしまうと胸やけしてしまいます。胸やけ以上に、食べ物の恨みは怖いのです。恨まれてその後の人生を生きるのはごめんです。私が上手に半分にして差し出したモノを、連れ合い君が自分がこれと思う方を選ぶという形になるのです。そうすると、不平が出ません。私も気をつけますし。

 

最後に自分で選んだ感があると、やはり満足度高いのだなと思います。

 

そういえばこの手法を使うようになってから、私自身もイラつき度が減りました。どんなことでも、「私が示している。選んでいる」という実感があるからだと思います。自分が手にできる選択肢の中で、ベストを選ぼうとすることが本当に大切なのですね。

 

人間を長くやっていますと、毎回ベストを選べるわけではありません。でも「ベストを選ぼうと考える」ことは、必ず自分を助けてくれるのだと思います。

 

楽しそうに行動する、ベストを選ぼうと努力する。この二つのことを少しだけ毎日実行していくと、とても人生変わりますよ。簡単なことですが、素晴らしく人生を変えますので、ぜひ心の片隅に置いておいてくださいね。