アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

未来の自分を支える大切な質問を、一つだけ

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素敵な未来をどんどんと引き寄せていく人になりたい。もしそういう思いを持っているとしたら、お届けしたいお話があります。

 

自分の未来をぐっと引き寄せるために、知っておいて欲しいこと。自分が自分を幸せにするための大切な考え方です。

 

今日は、私がどん底の気分から立ち上がるために苦闘していた時に、とっても有効だったあることのお話をしましょう。

 

だって自分を喜ばせなきゃ!

このお話は、今から少し前のコト。

 

当時の私は自己表現も下手で、その割に高飛車で、かなり孤立した人間だったように思います。あ、今でも全然立派ではありません。ですが、なんと申しますか当時はおそらく、体は成人しているのに心や頭はとっても未熟な人でした。

 

人間関係も気がつくといつも悪くなってしまっていてね。何しろ私の心がネガティブなので、行動までネガティブになっていたと思うのです。

 

そういう私を少しずつ救い上げてくれた質問があるのです。地道にでも確実に、私を根底から押し上げてくれた考え方があります。

 

それこそがこの質問です。

「今日、自分を喜ばせるためにどんな行動をしましたか」

 

はい、毎日一日の活動が落ち着いた時間に自分にそっと聞くと良いですよ。手帳術流をご存じの方は、ぜひこの質問もノートのどこかに書いておかれるといいですよ。

 

私が知っている数々の素敵な先輩方は、とっても自分のことを大切にしています。心地よいモノを知って、まずは自分に使います。十分に堪能して良いなと思ったらそのうえで「これよかったから、リュウコちゃんも使ってみるといいかもよ~」と声をかけてくれたりします。

 

大学院の勉強でもそうです。大学の先生方、徹底して研究してこれは良いと思ったら、全力で講義の中で最新の療法や世界的な情報などお勧めしてくれますし。私から見ていると、研究って本当に命がけなのだと思います。先生方も、苦痛で仕方のないことに命かけられませんから、やっぱり自分を喜ばせるために真剣にやったことで、人に好影響を出しているのだと思います。

 

今から書く話は、私の人生の師匠と仰ぐ人が以前に語ってくれたお話です。

 

その方は言いました。人は、「ないものはおすそ分けできない」からまず自分が持っている人になりなさいと。世の中に幸せ届ける人になりたいなら、まず自分が幸せにならないとねと。そして、たとえ話を使って、さらに私に明快に教えてくれました。

 

「お魚が取れすぎたときに、隣の家にも、そのまた隣の家にも配るでしょ。おいておくと悪くなっちゃうから。でもそういう時に、自分は余っているからもらって欲しくて配ってるよね。もらってくれてありがとうと言う気持ちで配っているよね。でももし無いのに配ろうとしたら、リュウコさんどう思う? ないのに無理やり配ると、心の中でこんなに自分はひもじくて無理してるのにって恨みの気持ちになるかもしれない。だったら、まずはリュウコさんが自分を幸せにして、余力で笑顔でも幸せでも配りまくればいいじゃない!」と。

 

そうなんですよ。私はその時にすごい良いこと聞いたなあと思いました。本当にそうなんです。自分をまず徹底的に喜ばせて幸せにして、自分を十分にかまってあげてその後、人にアプローチできる人になるのだと思います。

 

今はまだ繭の中にこもっているような自分かもしれません。社会に対して手も足も出ない気持ちかも知れません。でも人として生まれてきた以上、自己実現をしたいということはナイことにはできないのです。

 

未来の自分は、幸せな気持ちの中で自分のやりたいことを周囲の人と喜び合いながら成し遂げていきたい。だとしたらまず、徹底的に自分を喜ばせる思考をしよう。自分をケアーする日常を送る必要があるのです。

 

今日からぜひ、アナタの心のメモ帳に書き留めて、そっと自分に聞いてみてください。「今日一日の中で、私は自分のために、どんな自分を喜ばせる行動をしたのだろう」と。

 

この質問を続けていけば、きっとじわりじわりと、明るい心の風景が広がっていくことが感じられるようになりますよ。