アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

自分の生き方を選ぶのは、くつを選ぶ方法と同じなのです

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「これは人生の岐路かも知れない。どっちを選んだらよいのだろう?」と、迷うことはありませんか。

 

人生って、そういうチョイスを必死で行いながら歩いていくように思います。今日は判断に迷いそうになったときに思い出してほしい、ちょっとした選択のコツのお話をしたいと思います。

 

その選択、アリやナシや?

長い時間、人間をしているといろいろな選択をすることになります。学校どこ行くかもそうですし、結婚もそうですし。子供の靴を一足選ぶのも、広い意味で決断ですね。

 

あ、ちなみに。くつ選びは重要ですよ。小さいときほど靴に気を配った方がいいですよ。大人になれば、良いくつは歩行をアシストしてくれますので、なおさら友になっていきますがね。洋服はサイズごまかせても、靴はごまかせない気がします。

 

何を選ぶかで、どうしようかなと悩んだ時にふと思い出してほしいことがあります。選択はやっぱり、自分に合った良い靴を選ぶときと同じなんです。

 

「これを手に入れた場合、自由に動ける余地は増えるかどうか」だと思うのです。

 

足のサイズや形に合ったくつ、素材が自分にとって好ましい気持ちの良い靴。そういうものをはいていれば、どこまでも遠くに歩いていくことが出来ます。登山するなら、登山用にアジャストした靴はいてないと、ゴロゴロの岩の上で難儀します。でもいったん足首を保護する靴を履けば、富士山のてっぺんにだって登れます。

 

道具を選ぶのは、どんな時も大事なんですよね。生きるということはやはり、知識を道具として使うことになったり、人脈を利用することになったり、目には見えないけれども大切なものを自分のために使役することになります。

 

形のないものもすべて、自分の生きる道を補強してくれる大事な道具なんです。そのお道具たちを選ぶときに、自分がさらに自由に動けるようになると判断できたとしたら、それはとても大事なチョイスになります。

 

自分で選ぶ余地が増えるということが、心にとっては大事なのです。それを選んだら、自分の持つ空間が広がるかな? と聞けばいいのです。広がるイメージがあれば、まさに今それを選べばよいのです。

 

本当に面白いことにね、大学院で今認知行動療法学を学んでいますが、そこで出てくる療法がこの「選びたい放題」だということに気がつくやり方なのです。(近いうちに、とても読みやすい内容もお墨付きのご本紹介しますね)

 

いい靴と、心が楽になる方法はどう考えても共通点があります。そうなんです、基本がしっかりしているということなの。靴だったとしたら、人間工学的に動きを計算された作りだと尚よしです。基本が人間の体ですから。学問や療法だとしてもやはり基本は人間を徹底的に科学するということですもの。

 

人間の基本てなんでしょうね。そんなにたぶん難しくなくて、やっぱり「笑顔でいられること」を続けていくことなのだと思います。

 

◇そのチョイス、足が地面にぴったりつくような感じがしますか

◇それを選んだときに、心が晴れ渡るような気がしますか

◇大きすぎず、小さすぎずなきがしますか

◇それを手にしたときに、自分が笑顔でいられる気がしますか

◇そして、周りの人に笑顔が広がる気がしますか

 

まよったら、靴を選ぶときの自分を思い出してください。きっと素敵なチョイスが出来ていくように思います。