アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

妄想レベルの素敵なことを、実現させるには ~手帳術流の生き方から~

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自分のこの人生ではとてもではないが実現不可能だと思った夢、ありますか?

 

アナタが望むそういう夢の階段に、ぜひ思い切って手を伸ばしてください。今日これからでも、足を一歩そのはしごに掛けてください。そうするとおそらく、次の世への希望すら出てきますから。

 

今日は妄想レベルの素敵なことに手を伸ばすための、ちょっとした気づきのお話です。

 

ありえない夢では終わらない手帳術流

私がほんの去年まで、この人生では無理だなと何度も思った夢は、大学院の事でした。

 

たぶん自分ではあまり明確に意識はしていなかったのですが、本当は行きたかったんですよ。見て見ないふりはしておりましたがね。

 

私は転勤族家族ですので、数年ごとに日本中を転々としておりましてね。次の赴任地に夫が移動するたびに、毎回その地の大学のチェックをしていたように思います。特に前の居住地は青森でしたので、もし交通機関が何とかなれば、基地内の大学へもぐりこみたいなと思っていました。

 

でもなぜ、もっと体力のある若いときには出来ず、更年期にさしかかろうとする今になって動き出したのか? しかも周りの応援があって実現できるようになったのか? はい、一つの理由があります。

 

それはね、「期限を明確に意識した」からです。長い人生の時間軸と思っているモノのなかで、この3年間がどういう意味を持つのかを考えたからです。この成し遂げるためのデッドラインをはっきりさせるというのは、どんな夢の実現にも必要不可欠です。ぜひアナタも一度決めてみるといいですよ。

 

人間ね、ホント面白いことに、締め切りが明確でないと心も体も動かないんですねえ。

 

実は専業主婦の時代に一番苦しんだのがこの締め切りのあるなしなのです。主婦業って、ものすごく忙しいわりに、どんな行動にもデッドラインがあるようでないのです。少し遅れてもあまり影響がないという感覚に陥っちゃうのですね。

 

そうするとね、行動を平気で後回しにする癖がついちゃうのです。恐ろしいでしょ。もし、自分を強制的にでも次の場所に移したいと思ったのならば、必ず強力な力を持った締め切りを設定するんです。

 

例えばです。陸上競技の100メートル走を考えるとよくわかります。選手がスタート位置について、ゴールが目視できるからこそ、テープのあるところまで全力で走ろうっていう気になりますよね。

 

どこにゴールがあるかわからないけれども走りなさい! って言われたとして、全力で走れますか。私は無理ですなあ。見えないゴールに向かって全力突進は人間は避けようとするでしょう。あ、後ろから猛獣が追いかけてくれば別ですが。その場合はゴールなくても走ります。

 

どうです? アナタならどっちが良いですかね。後ろから怖いお化けが追いかけてくるから走るのと、ゴールに美味しいアンパンが釣り下がっているから走るのとでは。

 

私なら、アンパンを選びます。自分の最適のリズムで、自分の最高のパフォーマンスが出来る走り方で走りたいです。

 

不思議とね。最高のパフォーマンスつまり、全力でこの人やっているんだなということが、周りの人にはきちんと伝わるのです。そうするとね。それまで割と冷ややかに見ていた人も、「ああ、全力で走っているんだな。応援したいな」って気持ちになってくるようなのですね。

 

手を抜いている人には、あまり声援て送られません。他の人と比べてすごいわけではないけれども、清々しくいちずに行動している人は、モテます。ほら、マラソンでも最終ランナーって、拍手で迎えられる感覚です。がんばってるなって大事なことなんだと思います。

 

我が家でもね。私が「大学院いいな~」って言っているだけの間は、連れ合い君、しら~んぷりしてました。「リュウコちゃんには言葉だけだから」レベルの感覚だったのだろうと思います。

 

ところが今は、違います。そりゃ、へろっへろになりながら大学院からの坂を下ってくる私を見ていますもの、お皿の一枚でも洗ってやろうかなという気持ちになるのだと思います。

 

どんな夢もね、本気が伝わる行動をしていれば、それを叶えるための応援団が作られてきます。応援団を作るためには、本気で全力投入が必要。本気出すためには、締め切りが必要。というわけで、やっぱりまずやることは、全力で走るためのデッドラインづくりだと思います。

 

あそこまで本気で走ろう! と決めるのです。いつどこで、私はどんな行動をすれば、そのゴールにたどり着くのかを、出来たら紙に書いてみるといいですよ。ビジュアルで書くと尚よしですよ。人目で見て分かりやすく書くことが、脳を動かす秘訣です。私が手帳術流と書いたのは、この一連の動きはすべて手帳でやっているからです。

 

分かりやすくあること。その締め切りが自分にとっても、相手にとっても明確に意識されるものであること。そうすれば、うちの連れ合い君のように、「その締め切りまでだったら、協力してもいいかな」と思うようになるものです。

 

むろん、たまに連れ合い君をよいしょすることは忘れません。(←これはもし私の連れ合い君に会っても、彼にはぜひ秘密にしておいてくださいね)応援してくれる人に感謝すると、なぜか応援してくれる人も私をさらに応援してくれるという、良いスパイラル生まれますから。

 

さて、あなたのその夢、せっかくですから現実化してしましましょう。いつ実現していたらいいのかの締め切りを決めれば、エンジンかかります。そのやる気スイッチ、自分の手で押しましょうよ!