アトリエのちいさな窓から見た景色

転勤族家族なので、日本中が出没区域。小鳥ラブ。お料理と読書が最高に好き。海外旅行は人生の燃料。表の顔は、消費生活系・法律系の問題解決ご案内人。弁護士先生の知り合い増えてきました。裏の顔は、社会人大学院生。博士課程の1年目。専門は小児発達学。自閉症とコミュニケーションについて研究中。コメント大歓迎です。

夫が私の言うことをなぜかOKしてくれる、驚きの交渉術

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先日、ハーバード流交渉術の本をご紹介しました。私が夫に使った交渉術が、このご本に書かれていることにぴったりだった部分があり、今日はそのお話をしようと思います。世の東西を問わず、成功する交渉のキモは同じのようです。

 

私が単独で海外にまで勉強に行けたのは、連れ合い君と交渉して、100%うんと言ってもらえたからです。でも以前の私は、交渉はすべて決裂でした。「だめだ絶対」と言われて却下されることばかりだったのです。それがなぜあの時あんなにすんなりとyesと言ってもらえたのでしょうか。

 

ヒミツは、ラウンドテーブルの技法だったのです。

 

魔法は、ラウンドテーブルの技法を使うこと

我が家はお散歩大好きな一家です。特に連れ合い君はハイキングが大好きで、陽気が安定している時期はいつもお山へおにぎり背負って出かけます。

 

私は自分が起業したころから、家族との接触の密度を濃くしようと決めて行動しています。各地の主催者さんが企画してくださって講座を開くことが、増えた時期があったからです。家を空ける時間が長くなると、短時間で密度濃く仲良くすることで、帳尻合わせることが出来ますものね。

 

そのころから、不思議と私の言うことを連れ合い君がすんなりOK出してくれるようになりました。私の言っていることはおそらく、前とそんなに違わないと思います。

 

でも以前は、たとえそれがご近所でのPTAの夜のたった一回のお食事会でも、NOでした。それが今では、海外にまで一人で一週間ほど出かけても、そんなに夫婦仲悪化しません。どこに差があるのでしょうか?

 

それはね。今までの交渉と今の交渉では全く違う部分があるのです。アプローチの仕方なのです。ほんのちょっとしたことなのですが、大きく違うのが目線の方向です。

 

5年前の私は、自分がやりたい事が出来てくると、本当に「意を決して」玉砕覚悟で、真正面から連れ合い君に話を持ち掛けていました。状況目に見えますか。 

 

そうなんです、アナタにもその絵が見えたようですね。鬼のような必死の形相をした人が、何か言いたげに一直線に真ん前から近づいてくるわけですよ。

 

これ怖くありませんか! ええ、そんな必死な人が前からずんずん自分に近づいてきたら、必ず身構えますよね。この時点で交渉は失敗がほぼ9割がた決まっているようなものです。だって人間の心境として怖いことからは逃げたくなりますよね。

 

ましてや、連れ合い君は私が必死過ぎるので、「もしかしたらリュウコちゃんは僕のやっていることを気に入らなくて、責めるかもしれない」と、交渉の前に思っていたかもしれません。まあそういう時には、おおよそ私も「現状に大変不満だから改めたい」気持ちがあって、「これやりたいからやる! 異論は認めない」と言いに行っていたのではないかと思います。それではどうやってしても、決裂必死です。

 

これね、自分としては背水の陣状態ですのでその時はわかりにくいのですが、後々考えてみると納得いきますよ。夫と自分を入れ替えてみればよくわかります。私だって、夫がこわ~い顔をして真正面からやってきたら、とっとと逃げます。耳を両手でふさぎながら走って逃げます。

 

でも最近の交渉は違います。言いたいコトやりたい事があると、私はお天気のそこそこ良い日を選んで、連れ合い君をお散歩に連れ出します。真正面から顔を凝視するのではなく、斜め後ろから近づくわけです。そして、前方の美しい自然を見ながら、交渉を始めるというわけです。(あと、以前私の講座にご出席の方、どちらの耳にささやくのかお伝えしましたが、覚えていらっしゃいますか? これについては、また近いうちにブログアップしますが、ぜひ思い出して使ってください)

 

これだけでも、相手は緊張の度合いが減ります。体を固くしない状態でリラックスして話を聞くように仕向ければ、話をする前から、成功率を五分五分まで持ってくることが出来ます。

 

自分は相手にとって敵ではないと、態度で示しながら交渉するのです。人は自分のテリトリーにある味方を、あまり裏切りたくはありません。できたらその人の「ヒーローでありたい」と思うことが多いのです。

 

もちろん私も、「自分も、連れ合い君も、息子ちゃんも幸せになるための提案として、こういうことをやりたいのです」と伝えます。アナタにも長い人生を考えると、十分に利益があるから、私のやりたいことを応援してねと伝えるわけです。

 

 私の使った交渉方法、名付けてラウンドテーブル作戦です。自分と相手をテーブルの同じ側に座らせて、目の前には話すべき内容が書かれたホワイトボードがある状態。相手の顔をにらみつけることなく、達成したい目標を二人で見つめる方法です。

 

こういう「ハーバード流交渉術」について、これ以外にもとても詳しく書かれたご本が、先日ご紹介した必ず「望む結果」を引き出せる! ハーバード流交渉術のご本。

 このご本、とてもお勧めですよ。最近の私の読んだ本の中で、かなりのヒット作だと思います。113ページからの交渉の枠組みを広げる「アイデア会議」のところは、ぜひ早いうちに目を通しておいてください。使えます、この技の数々。

 

交渉術は使いこなせる人はやっぱりよいコミュニケーションを使えますし、その分、人生をお得なルートで歩けると思います。

 

是非一度、手に取ってお読みくださいね。そして、ぜひ私と一緒に、家族全員から応援されながらも、自分の好きなことをやる人になりましょう。