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アトリエのちいさな窓から見た景色

転勤族家族なので、日本中が出没区域。小鳥ラブ。お料理と読書が最高に好き。海外旅行は人生の燃料。表の顔は、消費生活系・法律系の問題解決ご案内人。弁護士先生の知り合い増えてきました。裏の顔は、社会人大学院生。博士課程の1年目。専門は小児発達学。自閉症とコミュニケーションについて研究中。コメント大歓迎です。

弁護士先生直伝の交渉力で、レベルアップしてみる(下)

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「夫にうんと言ってもらう交渉術」知りたいと思いませんか? 主婦が交渉力を身につけておくと、とても応用範囲が広いのでお勧めです。

 

近々、私がどうやって夫にyesと言ってもらったかのお話を書こうと思うのですが、まずはその前に、このご本をご紹介したいと思います。昨日お伝えした交渉力でレベルアップ(上)のよい説明になるので、気になる方はぜひ手に取ってご覧くださいね。

 

戦わずして、勝つ。だって戦わないからそもそも負けない

私の社会的経験値はそんなに多くはないのですが、それでもこれは大切だなと思うことがあります。自分の望みをかなえるために、相手を打ち負かす必要があることって、実はほとんどないのだなということなのです。

 

私ね、過去にはいろいろ「勝ちたい」気持ちがあったのだと思うのですよ。どうも私、自分では知らなかったのですが、すごく負けず嫌いなところがあるようなのです。夫君に対しても、彼に依存しながらも勝ちたいがあったのかなと思います。

 

そして面白いことに交渉事って、「勝ちたい」と思っていると、なぜか意にそわない結果を引き寄せてしまうことが多かったように思います。結局ね、私が圧勝を目指そうとすると相手も負けず嫌い魂に火がついてしまって、お互い0か100か、すべてを取るか全部失うかを繰り広げてしまうからなのでしょうね。

 

では勝てば官軍かというと、そうでもないのです。勝った、総取りだ、わが世の春だ! の後がまた大変なの。

 

だって、夫くんとは毎日毎日、顔を突き合わせて生活しています。基本、我が家は転勤族家族で、いつ何時会社から全く知らない土地へ行けって命令が出るかもわからない。そこでまた最初っから生活を立て直さなければなりません。

 

今では私は、基本どこの地方にも、ブログつながりで声をかけてくださる方がいて、何とか自分の心を保つことが出来るようにはなりましたが。それでも、小児科はどこ? 歯科はどうする? 子供の学校は! 電気水道引き落とし銀行全部入れ替えなどなど、夫と協力してやらないと日常生活すら破たんしかねないのです。

 

専業主婦のときは、全部やっていましたけれどもね。でも最近、大学院で心理療法の勉強をする過程で、自分のストレスをあぶり出すワークをしてみて気がつきました。この縁もゆかりもない場所への引っ越し作業、巨大なストレスを私に与えていたのです。

 

こういう家庭環境で、では夫と意思疎通ができないとどういうことになるかと言うと。最大の我が家の任務、子育てすら破たんです。夫を自分の最大の応援団にしておかなければ、私は自分の人生を全うすることが出来ません。なにも自分のやりたいことをやらず、ただ無為に生命のろうそくを短くしてしまうだけになってしまいます。

 

 

そしてね。主婦の日常行動って、あらゆることが実は「契約作業」です。交渉と言っても良いかもしれません。より良い人生をおくるために、相手との取引をずっとずっとやっているのです。

 

やはり、戦わずして勝つ方が良いです。戦争を仕掛けなければ、負けることはありません。交渉術こそ、主婦にとっての最大のパワーになるなと思うのはここです。だって、どんなことも負けないようになるからです。

 

そこで朗報。自分で望む結果を負けることなく引き出せるようになるために、とてもよい教本があるのです。

 

 必ず「望む結果」を引き出せる!

ハーバード流交渉術

ロジャーフィッシャー(著)

 

 ここに書かれている内容、とてもとても、面白いです。例えば本の中に、意見のすれ違いをどう解決していくのか、一番安上がりな方法について書かれています。何だと思います?

 

それは「あなたのお話を聞いていますよ、というアピール」と書かれています。人はね、形だけのやり取りはやはり満足いかなくて、しっかり相手が確認して聞いている姿勢をとるだけで「聞いてもらっている感」がアップするからです。相手が言っていることを確認するだけなので、決して同意しているわけではないのですが、とても相手に満足感を与える方法です。

 

このご本は、ハーバード大学の名誉教授が書かれた、かなり古典的な名著です。「Getting to Yes」という原題です。何冊も日本語訳は出ているようですが、私が読んだ本はとても訳がこなれていて、理解しやすいという印象です。

 

ハーバード流の交渉の4原則をしっかり理解できて、事例もわかりやすく、即座に自分の生活に照らし合わせて納得できるなというのが、私の感想です。私はこれ良いな! と思いましたし、いずれ子どもが成人になったころには彼にも手渡そうと思います。(読めと言って渡すと読まないですので、手渡すだけですが)だって、交渉術は、社会のあらゆる場面で使えますものね。

 

世界中のみんなが、交渉術を身につけて、全員でもれなく「良い結果を探す旅」を続けられたら、すごく幸せです。ぜひ一度お読みくださいね。

 

そして近いうちに、私が夫との話し合いに使った技で、とてもうまくいったことがあるのです。その交渉事は、この本を読むずっと以前の話ですが、この本に書いてあることと酷似していました。もしかして何らかの参考になるかもしれませんので、近いうちに書いてみようと思います。

 

では今日も元気に行ってきます。