アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

人生にとって一番すごい幸せって何だろう? たぶん答えは。

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大学院近くのとても雰囲気のよい由緒ある神社では、今日は春の祭礼日。複数の屋台が参道に並んでいました。

 

付近の中学校や高校の子ども達でしょうか。先ほどまで、ワイワイがやがや、大人とは違うトーンの明るい笑い声が響いていました。

 

その声を聞きながら、いろいろ考えが頭の中を駆け巡りました。人生の中で何が一番すごい幸せなのかと、つい考え込んでしまいました。

 

 

そのかけがえのない人と、今しかできないことを

最近、私の(すごく)年下の友達が結婚式を挙げましてね。メールで晴れやかな笑顔の写真が届けられたのです。私の気分は、ちょうど親戚のおばちゃん状態。個人情報なので、私がブログアップはできないのが残念です。ホントは見て見てうちの子一番かわいいでしょ~と見せびらかしたいのですがね。それぐらい、にこやかな笑顔でした。

 

彼女とはとても偶然の出会いをしたのですが、一時期は本当に私の妹ではないかと思うぐらい不思議と同じ行動をしていました。なにしろ行動力のある人で、彼女の動きは私のお手本でもあり、彼女の発言は私の燃料にもなりと、とてもとても刺激を受け続けています。それは今でも変わりません。

 

「今しかできないことを見逃すな。そして、その大切な人と共に行動せよ」。それが彼女の行動から得た私の大事な人生の指針。

 

私ね、人と出会うことこそ、人生の醍醐味だと思うのです。出会って、その人と何か同じものを見て、共通するインプレッションを得て、そして語る。自分と興味関心をどこか同じくする人と、その時にしかできない、一番楽しくて豊かな行動をやってみる。

 

ちょうど祭礼の夜祭にいた子ども達のように、「その時にしか成り立たないその人との行動」っていうのがあると思うのです。大人になると、屋台の前でわいわい飴なめながら近況を確認しあうって難しくなります。もちろん大人になれば、大人の楽しみがありますので、心配ご無用ではあります。でも、思春期だから成り立つ楽しい会話というのもあります。

 

人生にとって一番すごいことは、たぶんセレモニーそのものではなくて、もっともっと日常的な「行動を共にする喜び、伝えることのできる幸せ」なのだろうと思いました。

 

彼女は「今この瞬間にやりたい事を、大切な人とやっている」から幸せなんだろうと思うのです。子ども達には、今しかできない仲間内の会話があるから、お祭りの夜がさらに輝くように。誰にとっても、誰かと共にあることこそが、実は一番の幸せなのではないかと思ったのです。

 

私の場合は、もちろん家族はとっても大事。でも、やっぱり私の人生を考えるときに、「志を同じくした仲間」の存在こそが、私を形作っているように思います。手帳仲間や、もちろん青春時代の友人も、そして今現在お仕事場でご一緒してくれている方々もね。すべての人が私にとって、出会えてよかった人生の宝物なのだなと感じるのです。

 

こんな楽しいことがあったよと報告したい人、きっとアナタにもそういう人がいると思います。今日の自分の楽しかったことを、伝えればいいのです。ええ、直接でなくても心の中であってもね。伝えることでさらに喜びが倍増するように思います。

 

私ができるだけブログを書いてあなたに届けたいと思うのも、きっと同じ部分から湧き上がる気持ちなのかもしれません。また明日、素敵なことを自分の歩いた道で拾ってきて、アナタにお伝えできたらいいな。では良い夜を。おやすみなさい。