アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

今、大切にして欲しいもの、それは言葉とのリンク。

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週明けの大学院生活スタートです。

金沢で25度を超えた今日でしたが、さすがに夕方は肌寒い雨。

今日もまた、頭ぐるんぐるんになって、自宅まで歩いて帰宅しました。

 

それだけで、心が軽くなる

本日お伝えしたいのは、やはり心を軽くする生き方の話。今日は二時限分の講義があり、担当の先生はお二人とも心理系の教授でいらっしゃいました。本当に、先生方の経験値から出てくるお話はすごいのです。

 

言語化をする。今日の私の学びの一つがこれです。

 

子どもに起こる、いろんな神経不安からくる身体症状のお話でした。不安にどう対応していくかの対処方法を習いました。

 

その中には

〇一人でリラックスできる場所を確保する 

〇リラックスグッズ(ぬいぐるみでも、ライナスの毛布でも、砂時計でもなんでも、その子が手元に置いておくだけで楽になるもの)

など、なるほどそういう光景はよく目にするなあと思うものもありました。

 

あとは、不安の数値化をしておいて、対応策を考えておくというものも。これは例えば、不安を1から5段階にしておいて、1ならまあよくて、3になったらそろそろ対応が必要だから、どうしたらよいのかなど事前に考えておくという手法です。分かりやすいし、自分で考えて行動できるところが、いいなあと思います。

 

こういう対応の中で、大人だったらすぐに取り入れて欲しいな、私はすぐに取りかからなければ! と思うものに出会いました。

 

それこそが、「感情を表す言葉をいっぱい覚えておいて使う」ということです。

 

私の場合、不安を感じたときに、その不安を表すぴったりな言葉が見つかった場合、割と早くに心を立ち直らせることが出来ます。良い気分の場合も、ぴったりな言葉を使うと、さらにいい感じになったりすることが出来ます。

 

感情を表す言葉と、実際のこころをきちんとリンクさせておくとね、やはり人生の回転数というか、動きの波が早くなるような気がします。私のお友達の中には、この感情と心を言葉でリンクさせることにとても長けた人がいます。

 

言葉のリンクをしっかり手にしている人は、エネルギーが動くのでしょうか。このタイプの人は、やはりなんといいますか、私の目から見ていて、男女問わず圧倒的に人に「モテ」ているように見えます。

 

このモテの人は、わりといつも、言葉を疎かにしないんですよね。言葉の扱いが丁寧な人は、やはり対人関係においても扱いが丁寧ということなのでしょうか。一緒にいて、すごく居心地がいいのです。だから人気も出るのだなと思います。

 

私は、昨日もブログに書いたように、自分の気持ちを瞬殺するという人生をずっと送ってきたので、自分の心の動きにやはり鈍感です。もう一度言葉と心と感情をしっかりリンクさせることから始めるのがいいなと、今日また感じました。

 

本をたくさん読んだり、美術館へ行ったり、音楽を聞いたのなら、そのたびごとに自分の心の在り方と良い言葉やぴったりの言葉と結びつけておけば、そのものから得られる素敵さに、さらに人生を花開かせるギフトが加算されるのです。

 

春がどんどん加速しています。桜の季節を通り過ぎ、萌黄の時期が近付きつつあります。動きだした時空の中で、私ももう一度、根底から湧き上がるエネルギーをつかまえられるように、足元固めをしようと思います。