アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

手帳が私にくれた物は、フォレストグリーンと新車一台分の価値(前編)

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それは先週金曜日のことでした。

 

この日は用事が二つ入っておりました。そして、それぞれとても興味深いお話を聞くことが出来ました。そのどちらも、手帳術と密接に関係する部分があります。ということで、その気づきをぜひ今日はシェアーしようと思います。

 

午前中の私は、気がついた

午前中は、青藍舎での会合です。とてもとても意欲的に社会に変革を起こそうとする方々から、お話を伺いました。

 

すごくお若いのに、動かす人数も会社の規模も大きい方です。こういう人は、行動がなにしろ早いのです。たぶん「つかむ力」が半端ないのでしょう。きっと今後もぐんぐん伸びていかれるのでしょうね。

 

目の前でキラキラと光っている人を見ますと、できたら自分もその光を反射させる力を持ちたいと思うものです。こういう時何をするとよいと思います?

 

そうです。なぜその人が輝いて見えるのか、自分との差異は何なのかを見て見ることが、自分改善の一歩になります。

 

せっかくですからその行動の速さや、遅滞なくつかむ力を真似たいものです。この引っかかりなく良い情報をつかむ能力って、どんなことに裏打ちされているかを考えました。私の生活のどこを改善すればいいかを、思考してみました。

 

見つけました。まず私が改善すべきこと、それこそがフォレストグリーン。

 

どういうことかと申しますとね。まずはこちらをご覧ください。(昨日のブログですが、真ん中あたりのペンのカラー紹介のところにご注目下さい。

seiransha.hatenablog.com

 

そうなんです。

手帳で使用しているフリクション4色で、実は一色だけは、間に合わせの色を使っていたのです。その日使っていたのはライトグリーン。写真の真ん中です。でも自分が使いやすいのは、フォレストグリーン。納得はしていませんでした。どこか心に引っかかりがあったのです。

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並べてみると、グリーンと名がついていても、全く別のカラーに感じます。それなのに私は、「間に合わせだから仕方がない・もったいないし」と我慢していたのです。

 

行動が早い人は、実はこの心の引っかかりを疎かにはしません。心や体、情報などに手を打つのが早い方が圧倒的に多いのです。目をしっかり開いて事実を見るということですね。

 

出来る人が圧倒的なのは、考えることを楽しむ時間を大切にしているからだとも思います。いやなことはいやだから、じゃあどうすればよいか? を考え出すことをいといません。ええ、どんな状況下にあっても、脳をシャットダウンしないんでしょうね。

 

やはり使いづらいし、今後もずっとこれが続くと気がめいりそうだとわかったら、手を打ちましょう。金沢での私の行きつけのお店は学生さんご利用が多いので、新入学シーズンですから入手難しいでしょう。

 

でもありがたいことに、翌日の土曜日つまり昨日、私は名古屋に出る用事がありました。大学院(他校舎所属)の先生が、UCLAカリフォルニア州立大学)の教授を招いて勉強会を開催されるので、日帰り強行軍の予定でした。

 

あ、英語はどうした? とご心配いただいてますよね。今回は大丈夫です。とても腕の良い医療系逐次通訳さんが入っていました。

 

というわけで、名古屋です。

 

デパートだろうが、大きな書店だろうが、ロフトだろうがハンズだろうがよりどりみどりです。帰りの列車の待ち時間を利用して、フォレストグリーンを無事にゲットしてきました。列車の座席に滑り込んですぐに付け替えてしまいましたよ。

 

ノート術のキモの話をします。書くからには、メモとして利用するからには何が大事だと思います?

 

そうなんです。「パッと見ただけで内容がわかる」ことが重要になってきます。きちんと見ることが出来ない、一瞬で把握できないものは、「これはなんだったっけな」と考えなければなりません。この瞬時性が損なわれるとどうなるかと言いますとね。脳にものすごく負担がかかるということなのです。

 

ライトグリーンで字を書こうとすると、まず薄くて見えにくいのです。当然後で見直す時も、紙の色に紛れそうになっていて、インパクトがありません。手帳ではこれ、とても気をつけるべきことなのです。手帳のスケジュール部分はある意味、気付くためのアラームなのです。

 

アラームが自分にとってわかりにくいようでは、意味半減ですものね。まあねえ、きっともう少し若い頃でしたら、目の力も強く気にならなかったでしょうが。目のお年頃だと認めた方が、私には良い結果出そうな気がします。ささいな負担ほど気になるものです。だったらハードルを減らす方向で動いたほうが、やはり人生楽ですものね。

 

なにを日々の生活で重要視した方がいいかと言いますと、「考えるべきことを考える」ことなんです。つまり、考えなくてもいいものは、考えないようなシステムを作っておくことが大事なんです。

 

すっと見れるモノ、一瞬聞くだけで理解できる言葉遣い。あらゆる日常の生活の中で、自分にとって楽なシステムを構築しておけば、無駄に時間や脳力(脳の力)を無駄遣いせずに済みます。

 

考えるべきことに、脳の力を振り分ける。こういう小さな積み重ねが、どんどん良いスパイラルを起こし、次へ次への扉を開いてくれますよ。

 

さて、今日の夜か明日の朝までには、金曜日の午後からの会合のお話をアップしましょう。新車一台分の価値が私にとって何を意味するのか、それと手帳とはどうつながるのか書こうと思います。

 

ではまたね。