アラフィフ、大学院生活を楽しんでみる

中年クライシス真っ只中の社会人大学院生。現在博士課程1年目。自閉症とコミュニケーションについて研究中。転勤族家族なので、日本中がホームタウンのつもり。仕事はパートタイムで、消費生活系相談員してます。コメント大歓迎です。

発達障害にはこんな手もある。 良書「ブレインジム - 発達が気になる人の12の体操」

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発達障害に苦しむ人、出来ないことをできるようにしたい方のために、とってもよいご本があるので紹介いたしますね。

 

運動教育アプローチは、やってみないと! の部分が大きいのですが、それでもなぜ私がこの本をお勧めするのか。

実際の教育の現場で、本当にメソッドを日々実践なさっている方の報告だからです。

 

見てきたようなことは言わない。実際に自分でやってみたことを語る。

これがとても大きな力を発揮するということは、誰も否定できない事実だと思います。

 

人は生きるために、その人の得た知識をどう組み合わせていくかで、結果は違って来ることが多いような気がします。

もちろん、ブレインジムについて体験会とかがあれば、ご利用になるといいですよ。

 

でもどうしても近場にブレインジムのインストラクターが見つからない場合は、せめても本でまずは楽な立場で、情報をつかんで欲しいのです。

 ブレインジムとは何ぞや? 発達障害学習障害には打つ手はないのか? という疑問をお持ちの方に、ぜひご一読お勧めしたい本です。

 

ものすごく読みやすく、実践しやすい良書です。

なにしろ本をお書きになったのが、本当に信頼のおける経験値絶大の学校の先生であり、かつ、学園長さんです。

実際に毎日、たくさんの発達障害学習障害、生きづらさを抱えた子供たちに笑顔を届けている方です。

誰に対しても態度がぶれない+笑顔満載。

本当に尊敬に値する教育者である、神田誠一郎先生です。

親や教師として、どうやって子どもを「学ぶための場を、いかに楽に楽しく用意できるのか」ということに、真剣に取り組まれている方です。

 

本のご紹介 ブレインジム- 発達が気になる人の12の体操

http://amzn.to/2n3VeRC

農山漁村文化協会 1,512円

 

ブレインジム関連の書籍は、アメリカ発の知識であるために、いままで出版されたものは、どうしても原著が英語の翻訳ものがほとんどです。

となるとね、言葉や概念を日本語や日本の風土に落とし込むことって、実はかなり大変なのです。

翻訳者さんたちは言葉をただ置き換えているわけではないのです。でもそれでも、読みやすい読みにくいは出てきます。

 このご本は違います。なにしろ、NPO法人楠の木学園(新横浜に近い場所にある日本有数のフリースクール)で、日々教育に当たられている先生が、母語である日本語でお書きになっています。

 

しかも、実際にブレインジムや原始反射統合の知識を、教育の現場で教師と生徒さんが実践してみて、良いと実感されたものわかりやすく紹介なさっています。

実は学園の保護者向けのおたよりとしてお書きになった内容を集めて出版されたものだということです。

だから、嘘を書きようがないのです。

今はやりの盛り上げ的な本ではなくて、まさに実践書なわけです。

 

しかも出版にあたっては、ブレインジムの名前を使う以上、アメリカの世界本部にも認証をうけなければなりません。

教育アプローチの団体ですから、世界本部としてのガイドラインがちゃんと存在します。私利私欲に使わないとかね、ありますよね。

 

私もこの本を読んで、自分が今お伝えしているものの価値、自分がなぜにブレインジムと出会って人生が楽しくなったのか、明確になった部分が多々あります。

 

ブレインジムをざっと知るために何がまず手っ取り早いですか?」と、私が質問を受けたとしたら、まず真っ先にこのご本を、全力でお勧めしています。

 ホントは、発達支援に関わる方、教育関係者全員が一家に一冊、教室に一冊っていう勢いで手にされるといいなあって、思っております。

 

この本が素敵なのは、そのメソッドを子どもに強いていないということなのです。

まず教師や親が実践して、子どもが楽しそうに参加してくるのを待っています。

そして、親子や教室の気の向いた子がどんどん利用していくという、効果的な流れを作り出されているからです。

 

効果があるから、じゃ、無理にでもやりなさいと私たちは他の人から言われて、やりますかね。やりませんよね。

子どもなら、なおさらです。

楽しいから、なんか効果が自分で感じられるから、自分の意思で続けていけるのです。

楽にできて楽しくて、ふと気がつくと遊びの中から学べるようになっているということが、大事なのだと思います。

 

大人がまず体を使って遊んで、その中で本当に大事なことをつかむことがあって初めて、子どもに大事なことが伝わっていく。

 

世界中ではまだまだ私たちの知らないたくさんの有益メソッドが、たくさん存在すると思います。

でも、効果的な療法はないかとさすらっているばかりでは、目の前の子どもは置いてきぼりになっちゃいます。

 

まずは、今手持ちの楽しいことから順番に試すのが、一番最短で、世界をいい方向に流す近道なのだと思いますよ。

 

打つ手は山のようにある。何時からスタートしても、必ずその行動は実を結びます。

 

私は、ブレインジムとても面白いなと思います。なにより楽しいですもの。

でもだからこそ、楽しいからいいんだだけではなく、教育としてもう一度深く考えたいのです。

現実目の前で起こっていることを、科学的な目でとらえたくて、さらなる学びのために大学院へ行くことを決めました。